荒川区は、東京都の北東部に位置し、区の沿線を迂回するように隅田川が流れており、23区でも比較的小さな区の一つです。
また荒川区には交通の起点となる地域が多く、日暮里駅と成田空港を36分で走る「成田エクスプレス」とつながっており、国際的な玄関口として多くの観光客が訪れるようになっているほか、秋葉原からつくばを繋ぐ「つくばエクスプレス」への乗換駅として、南千住駅も大きな交通の拠点となっています。
荒川区では、保育事業に関する取組みや姿勢について次の4点に重点をおいています。
待機児童数を減少させていくために、荒川区としては保育園の増設や定員増員などの保育施設の整備、民間の保育所新設を支援するなどして、保育の場を拡大を目指しています。
保育内容を改善し、子どもたちが抱える問題に対して柔軟に対応できる保育を目指す。そのほか、子育て全般に関する支援事業としても保育園が拠点として機能できるよう強化しています。
荒川区を複数の地域に分けて、地域毎の協働により、地域の保育事業を充実させる体制づくりを行っています。
時代の流れとともに保育に対するニーズも変わってきている昨今の状況を踏まえ、区立保育園の民営化を段階的に行い、様々なニーズに対応できる保育園運営を目指しています。
特に待機児童対策においては、直近10年間で認可保育園23園、その他小規模園など4園、認証保育園6園の増設、保育定員を倍近くに増員する取組みを行っています。
また、保育園における通常保育だけではなく、一時保育や病児保育、緊急保育などの様々な状況に対応した保育(一時預かり)サービスも数多く提供しています。
東京都福祉保健基礎調査『東京の子供と家庭』の調査結果よると、小学生までの子どもがいる共働き世帯における世帯年収は600-800万円(割合として22.8%)が、もっとも高いということがわかっています。
そこで荒川区の認可保育園の保育料に概算としてあてはめてみると、保育料が最も高い0~2歳児の場合29,200円~38,500円、3歳児では19,500円~22,600円、4歳児以上では18,000円となっています。
荒川区では認証保育所等を利用している場合、保育料の一部が助成対象となります。対象施設を利用した場合でも、認可保育園の保育料と同等となるための助成制度です。認可保育園への申込みが必須条件にはなっていない点にも注目です。
対象施設の保育料と、認可保育園に入園した場合の保育料の差額(上限月60,000円、月の保育時間220時間分まで)
※基本的に保育料が対象となりますが、家庭福祉員・グループ型家庭的保育料には「教材費月額500円・給食費・おやつ代・延長保育料」も含まれます。
項目 | 金額 |
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対象施設の保育料 | 60,000円 |
認可保育園の場合の保育料 | 30,000円 |
差額(助成金) | 30,000円 |
この助成を受けるためには申請手続きが必要となります。必要書類を確認して手続きするようにしましょう。
荒川区では義務教育までの子どもを対象に、医療費の一部(保険診療分の自己負担分)を助成しています。ただし入院時の食事療養標準負担額や健康保険適用外のものは、対象外としています。
※東京都外で病院を受診した場合は、一時自己負担となり、後日返金手続きを行う必要があります。
医療費の助成には申請手続きを行い、医療証を発行してもらう必要があります。出生や転入の際は必要書類等をご確認のうえ、手続きを行いましょう。
担当課 | 電話番号 | 内線番号 | 住所 | 開庁時間 | |
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子育て支援課 | 管理調整係 | 03-3802-3111 | 3811 | 東京都荒川区荒川 2-2-3(2階) |
平日 8:00-17:15 |
子育て給付係 | 3816 | ||||
ひとり親女性福祉係 | 3814 | ||||
子ども家庭支援センター | 3789 | ||||
保育課 | 保育管理係 | 3821 | |||
保育士係 | 3823 | ||||
入園相談係 | 3825 |