住宅地として人気の高い杉並区は、中央線が区の中心部を通過しています。中央線沿線の中でも、高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪などが特に人気が高い。周辺には小劇団なども多く、劇団に在籍する役者やミュージシャンなども多く住み、サブカルチャー文化が根強くあるエリアでもあります。
杉並区では『杉並区子ども・子育て支援事業計画』を策定し、杉並区民の育児や保育に関する数値を算出しています。この数値に基づき、保育に関する様々な資源を確保することに努めています。
杉並区は、待機児童数ゼロを2年連続で達成し、認可保育所等入所決定率は85%に上ります。直近2年間で41の認可保育施設を増設するなど、状況に応じた対策を講じることで、区の保育政策の改善に尽力しています。
(参考文献:『杉並区子ども・子育て支援事業計画』)また保護者のニーズに合わせ、以下の保育サービスも行っています。
こうした様々な状況を見据えた保育の場を提供することで、保護者も安心して子育てをしながら保育も利用できるようになっています。
東京都福祉保健基礎調査『東京の子供と家庭』の調査結果によると、小学生までの子どもがいる共働き世帯における世帯年収が600-800万円(22.8%)として、都内でもっとも高い割合ということがわかっています。
そこで杉並区の認可保育所の保育料に概算としてあてはめてみると、保育料が最も高い0歳児の場合33,000円~41,000円、1,2歳児では30,200円~37,600円、3歳児以上では20,000~24,800円の階層に当てはまるようです。
杉並区では認証保育所・認可外保育施設・杉並区グループ保育室を利用する場合に、以下の条件を満たしていれば、補助金が受けられるようになっています。
杉並区グループ保育室に在籍している子どもの保護者
同じ条件で杉並区保育室に入所した場合の保育料との差額
※上記の補助金とは別途、生活保護世帯や多子世帯、保護者の収入に応じて原則全額補助とする制度もあります。該当する場合は、免除範囲が広いこちらが対象となります。
杉並区では義務教育までのお子さまを対象として、医療費の免除を行っています。
医療費免除のためには申請(医療証の交付)が必要となります。必要書類等を確認して手続きを行うようにしましょう。