東京都墨田区の保育情報

東京都墨田区には、今や世界的にも有名となった東京スカイツリーがあり、観光名所としても名前を知られるようになりました。近年では地域の再開発により、墨田区に移り住む人々も増えていて、人口増加、出生率の向上も進んでいます。そうした事情から墨田区では待機児童対策など、保育施策が進められています。しかし一方では、認可保育園への入園率など厳しい数字が続いています。今回は墨田区が取り組んでいる保育施策、保育料、補助金、待機児童割合などについて解説します。

墨田区の保育政策について

墨田区では平成27年4月より、子ども・子育て支援新制度の導入が進められています。子ども・子育て関連3法に基づいて、幼児教育や保育の総合的な提供や待機児童の解消、子育て支援の拡充・質的向上を目指しています。さらにすべての子育て家庭を対象に、妊娠・出産期からの継続した支援が行われています。

墨田区が行っている主な取り組みは、以下です。

  • 認定こども園の普及促進
  • 保育の量的拡大・確保
  • 教育・保育の質的改善
  • 地域子ども・子育て支援の充実

墨田区の平均的な保育料について

墨田区の保育料は、利用者の所得に応じた負担が基本とされています。国が定める基準を上限にして、区により金額が決定されています。子どもの年齢や数によっても利用者負担額は異なるので気をつけましょう。認可保育料は第1子で3歳未満の場合、負担平均額は28,012円です。墨田区では多子を持つ家庭への軽減施策として、第2子の保育料は半額、第3子以降は無料となっています。

墨田区の保育関連補助金について

墨田区では東京都の認証保育所に入所している子どもの保護者の負担を軽減するために、児童一人につき、月10,000円~40,000円の保育料助成が行われています。助成金額は認証保育所の月極保育料と、認可保育園の保育料との差額分となっています。

補助金は年に4回、3ヶ月ごとに申請者の指定する口座に振り込みが行われます。

墨田区の医療費免除の年齢について

墨田区では子育て世帯の負担軽減、子どもの健やかな育成のために「子どもの医療費の助成」が実施されています。これにより医療機関で支払う医療費のうち、保険診療の自己負担分が助成されます。対象となる児童の条件は以下のようになっています。

  • 15歳到達後、最初の3月31日までの間にある児童(中学校修了前の児童)
  • 区内に住所があり、健康保険に加入している児童
 

墨田区の保育・子育てのお問い合わせ先窓口について

墨田区の保育・子育てのお問い合わせ窓口について紹介します。

電話番号 メールアドレス 受付時間 場所
子育て支援課 03-5608-6084 KOSODATE@city.sumida.lg.jp 8:30~17:00 区役所4階
子育て政策課 03-5608-1438 KOSEISAKU@city.sumida.lg.jp 8:30~17:00 区役所4階
子ども施設課 03-5608-6161
03-5608-1253
03-5608-1248
KODOMO@city.sumida.lg.jp 8:30~17:00 区役所4階
子育て支援総合センター 03-5630-6351 OSODATESOGOCENT@city.sumida.lg.jp 9:00~18:00 墨田区京島一丁目35番9号103号室
マーク・ゼロワン曳舟タワー棟1階

墨田区の待機児童割合

  • 2.0%
  • 1.5%
  • 1.0%
  • 0.5%
  • 0%