東京23区エリアのほぼ中央に位置し、東京大学を始めお茶の水女子大など、大学が多いことからこの名前が付いたと言われています。また文京区には、東京ドームや東京ドームシティ(旧後楽園ゆうえんち)などがあるほか、学問の神様として有名な湯島天神もあります。
文京区では、保育に関する方向性について『文京区保育ビジョン』を策定しています。このなかの「Vision4」では、以下のように保育に関しての方向性が示されています。
これらのビジョンを掲げた上で、地域とも協力して保育の場の提供や、待機児童ゼロを目指しています。また、区民の育児や保育に関する各データを「こども・子育て支援事業計画」で明確に掲示することで、文京区の状況を確認することも可能となっています。
東京都福祉保健基礎調査『東京の子供と家庭』の調査結果よると、小学生までの子どもがいる共働き世帯の世帯年収が、600-800万円(22.8%)として、もっとも高い割合ということがわかっています。文京区の認可保育園の保育料は、下記でご確認ください。
文京区の認可保育所の保育料は、基本的には保護者の区民税所得割額に応じて、2,000円~最大77,500円のなかで保育料が決定します。年齢や世帯収入によって保育料が大きく変わるため一概には言えませんが、上記でご紹介した世帯平均年収や、文京区の設定している保育料の中間階層から考えても、0.1.2歳児クラスでは30,000円前後、3歳児クラスでは20,000円前後、4.5歳児クラスでは18,000円という金額が平均の保育料となってくるのではないでしょうか。
文京区では、認証保育園を利用する場合、以下の3つの条件を満たしていれば保護者の収入に合わせて保育料の補助を行っています。
区市町村民税所得割額 | 助成金額 |
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48,000円未満 | 50,000円 |
48,000円~157,000円未満 | 40,000円 |
157,000円~378,000円未満 | 30,000円 |
378,000円~890,000円未満 | 20,000円 |
890,000円以上 | 10,000円 |
なお、助成を受ける場合は申請をする必要がありますので、ホームページなどで必要書類等を確認するようにしましょう。
文京区在住の義務教育までのお子さまが病院を受診する際、以下の条件を満たしていれば費用が免除されます。保護者の収入等による制限はありません。ただし保険診療分が対象となるため、健康診断や予防接種、薬の容器代等は自己負担となります。
この助成を受ける場合には「乳児/子ども医療証」が必要となるため、申請をしましょう。また東京都以外の病院を受診した際は全額負担となり、後日返金手続きを行う必要があります。